数学者

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問い

 AくんとBくんが、二人とも数学者のCさんのことを好きになってしまいました。

Aくん、Bくんの2人はC君に告白しました。

  Aくん「私はBくんの2倍も、あなたのことを愛しています」

  Bくん「私はAくんの10倍も、あなたのことを愛しています!」

すると、Cさんはため息をついて、悲しそうに言った。

Cさん「・・・それじゃあ、二人とも、私を少しも愛していないことになるよ」

 これを最初に見たときは意味が分からなかったんですけど
数式にしてみて納得しました。

ここでAくん、Bくんの愛の量をそれぞれA、Bとした時の数式は、

 Aくんの告白から   A=2B・・・・@

 Bくんの告白から   B=10A・・・A

と表すことができます。

この二つの式、@、Aを同時に満たす解はA=0、B=0

つまりどちらの愛してる量も0だという証明が成り立つわけですな。

このことから分る事は

 人に愛してることを伝えるときは、他人との比較による相対的なものよりも、
自分だけの思い、絶対数の高さを伝えるのが一番効果的という結論ですね。

でもねえ。

 絶対数はマイナスがついててもその数字そのものの大きさを表すものだから
愛されすぎると、とんでもなくやっかいだということも示唆しますね。


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